2024年7月1日の「帰れマンデー」は軽井沢のグルメ探しの旅!
今回の旅のゴールは、「断崖に浮かぶ謎の開運寺」!
その中で行う幸運の願掛けとは一体!?
断崖に浮かぶ謎の開運寺とはどこ?
ここは、長野県小諸市にある布引山にある「釈尊寺」の観音堂(観音堂宮殿(くうでん))かと!
なぜこんなところに!?というような断崖絶壁に建つ謎の観音堂。
にわかにパワースポットとしても注目を集める場所だと言われているそうなのですが。
釈尊寺は、奈良時代に行基(「奈良の大仏」造立の実質上の責任者であったと言われる仏教僧)により開かれ、
聖徳太子が作ったとされる聖観音が祀られているという説もあるそう。
また、ここは、「信濃三十三観音霊場」の第29番札所でもあります。
幾度も戦火により焼失を繰り返してきた釈尊寺ですが、
この断崖に浮かぶ観音堂は焼けずに残り、国の重要文化財に指定されている貴重な場所。
あの京都の清水寺の舞台と同じ「懸崖造り(けんがいづくり)」の建築なのだそうですが、
なんと、この観音堂は、鎌倉時代の造立と判明しているそうです。
「釈尊寺観音堂(布引観音)」
幸運の願掛けで何を願う!?
番組予告では、この(観音堂)の中で行う「幸運の願掛けとは?」とあるのですが、
どういう意味なのか予想しつつ、こちらの観音堂にまつわる伝説をご紹介!
釈尊寺は、「牛に引かれて善光寺参り」という有名なことわざの発祥の地とも言われている場所。
これは、「たまたま起きたことなどから、思いがけないご縁が結ばれること」のたとえなのだそう。
昔、信濃の国にいた信心の無い貧しいおばあさんが洗濯した布を干していると、
一匹の牛が現れ、角に引っかけて走り去ってしまったのだそうです。
腹を立てたおばあさんがこれを追いかけるうちに、善光寺にまでたどりついてしまった、と。
そこで仏さまの光明に照らされる中、おばあさんは信心に目覚め、極楽往生を遂げたという伝説。
全ての生命あるものを救済し極楽浄土へ導きたいというのが、阿弥陀如来さまの願いなのだそうです。
そこで、このおばあさんのような女性にもお慈悲をかけ、導いてくださったのだと。
おばあさんは、牛が引いていった布を、後に釈尊寺の観音堂で見つけたそうで、
この観音菩薩様が阿弥陀如来さまのお使いとして牛に化身して、自分を善光寺まで導いてくれたと悟ったそうですよ。
そんな伝説もあり、釈尊寺から観音堂までの山道には、善光寺まで通じると言われる穴もあるそうですね。
とても険しそうな道の先には、そんな釈尊寺の観音堂があり、
ありがたくも、善光寺の阿弥陀如来さまのもとへと導いてくださるような牛との出会いを期待してしまいそう。
(今でもそんな牛の形をした石があるそうです)
命あるものすべてを救い、極楽浄土へと導いてくださる善光寺の如来さまとのご縁を願いつつ、
ことわざにもあるように、思わぬ様々なご縁にも恵まれるよう願掛けできたら素敵ですね。
この伝説にまつわる素敵な解説が、「善光寺」の逸話のページに記されていますよ。
Link: 善光寺の逸話のページ
※このページの下部の方に「牛に引かれて善光寺参り」の欄があります。とても詳しい!
★番組で紹介されていた「幸運の願掛け」とは、
「人生で思いがけない幸運をもたらしてくれるという絵馬に願いを書き、観音堂へ奉納しに行く」と紹介されていました。
★軽井沢の三角屋根の教会も素敵!(星野エリア)
★本日の後半戦はシャトレーゼで「帰れま10」!
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