2025年2月4日(現地時間では2月3日付け)、
米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ(Dalton Investments)」が、
フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」に、3度目の書簡を送り、
日枝久取締役相談役の辞任を求めたというニュースが話題ですね。
(実際には、ダルトン関連会社の「ライジング・サン・マネジメント(RSM)」から送られたもの)
この書簡の原文(英語)および日本語訳版は、ダルトン・インベストメンツの公式サイトに公開されていますよ。(日本語和訳は公式サイトの日本語版サイト上に。※日本語版はすぐに検索して出てきますね)
※上記ページの中の「Read the letter here.」から英語版書簡の原本をダウンロード可(PDF版)
日本語版:「フジ・メディア・ホールディングスに、信頼回復に向けたガバナンス改革の実施をお願いする書簡を送付」
※上記ページの中の「レターの全文はこちらからご覧いただけます:」から書簡をダウンロード可(PDF版)
これらは、疑義を避ける目的で公開されているものだそうです。
尚、日本語版はあくまでも便宜上の参考和訳であり、
原文との齟齬がある場合には、英語版が優先されるとの注意書きも添えられています。
ちなみに、ニュースでは、「ダルトン」からと報道されているのですが、
書簡の実際の送付者は、「Rising Sun Management Ltd. 」となっていますよね。
(報道では一律に「ダルトン」でしたので、ちょっと不思議に感じた点です)
こちらは、ダルトンの「関連会社」と伝えられていますが、
ダルトンの共同創業者であるジェイミー・ローゼンワルド氏によるイギリス拠点の投資顧問会社のようですね。
日本などアジアを対象に展開している関連会社のようですよ。
(公式サイトなども見当たらず、詳しくは分かりません)
参考)「米投資ファンド ダルトン フジテレビ親会社に日枝氏の辞任要求」(NHKニュース)