2025年2月7日(日本時間では8日未明)、石破首相とトランプ大統領との日米首脳会談が始まりますね。
この会談で石破総理の通訳を務める外務省の「高尾直」氏に期待が寄せられています。
(お名前の「直」の読み方は「すなお」さんだそうですよ。外務省「幹部名簿」による)
安倍元首相の通訳を約8年も務められ、当時の安倍総理とトランプ大統領の蜜月関係を築いた
キーパーソンだったとも称される、”スーパー通訳” 高尾さんについて、
その学歴・ご経歴を、分かる範囲でリサーチしてみました。
【学歴・ご経歴】
<生まれ~大学~外務省まで>
アメリカで生まれ育ち、中学3年で日本に帰国。わずか2カ月の受験勉強ののち名門「開成高校」に入学。
「東大法学部」卒業後、2003年に外務省へ入省。
(生年月日・年齢は不明ですが、1980年頃のお生まれ、今年45歳前後でしょうか)
<外務省ご入省後~>
北米局日米安全保障条約課にて勤務の後、2005年、「ハーバード大学大学院ケネディスクール」に留学、
公共政策修士号(MPP)を取得。
2007年から在米国日本国大使館にて勤務。
2009年9月に帰国後、アジア大洋州局北東アジア課、大臣官房総務課、北米局日米安全保障条約課、
国際法局条約課首席事務官、在中国日本国大使館(北京)勤務等を経て、現在に至るようです。
【現在の肩書・職名(2025年2月)】
高尾氏の現在の肩書(職名)は、「北米局」の「日米地位協定室長」となっています。
この部署について、また、いつ頃こちらに異動になられたのかなど、詳しくはこちらに↓
【補足エピソード】TVタックルでも話題に!
★高尾氏は、すでに2024年11月7日、石破首相とトランプ氏との電話会談の折にも通訳を務められたそうです。
★高尾氏は、トランプ氏のお気に入りで、「little prime minister(小さな総理)」「junior prime minister」などと呼ばれたこともあったそうですよ。(安倍元首相の通訳の頃)
参考)「Japan tees up Abe’s ex-interpreter to help chart course with Trump」(The Japan Timesより)
★テレ朝「ビートたけしのTVタックル」では、ジャーナリスト岩田明子さんの談でも、高尾氏のあざやかな通訳の腕前が紹介されていました。
「ちょっとしたニュアンスがいい通訳」「ボキャブラリーが豊富」と。
トランプ大統領のジョークなどに対しても、高尾氏が機転を利かし返答したエピソードなども紹介されました。
※岩田明子さんは、約20年にわたり安倍元総理を取材されたジャーナリスト。
日本と米国首都ワシントンとの時差は約14時間。
首脳会談は、日本時間の2月8日未明頃といわれていますので、現地時間では7日の昼前後でしょうか。
午前から2時間ほどの会談後、ワーキングランチとなるというような情報もちらっと見かけました。
(7日、ホワイトハウスにて、会談とワーキングランチが予定されているとのこと)
さぁ、いよいよ、6日(木)午後、石破総理が羽田空港から出発です。
どのような会談が行われるのか、目が離せません。
参考)
「外務省の“スーパー通訳”高尾直氏って? 日米首脳会談で注目、菅長官の訪米にも同行」(zakzak by 夕刊フジ)
「トランプに「愛された」日本人外交官の「正体」」(週刊ゲンダイ)
「通訳の熟達!為末大&高尾直さん『為末大の人間探求トーク Ep7. 高尾直編』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!」(PR Times)
「高尾直プロフィール」(GLOBIS)など