2025年2月7日(日本時間では8日未明)に、米ホワイトハウスにて、
石破茂首相とトランプ大統領の日米首脳会談が予定されています。
その通訳を担当するのが、外務省の高尾直(すなお)氏。
安倍晋三元首相の通訳として、トランプ大統領との蜜月関係を築く重要な役割を果たしたとされる外務省員。
トランプ大統領の大のお気に入りとも言われていますね。
そんな高尾直氏の現在の外務省での肩書(職名)をリサーチ。(2025年2月現在)
加えて、トランプ2次政権に向け、いつ頃この役職につかれたのかも調べてみました。
高尾直氏の現在の肩書(職名)は?
高尾氏の現在の肩書(職名)は、外務省「北米局」の「日米地位協定室長」。
2025年2月4日付け、最新の外務省「幹部名簿」にもお名前が掲載されています。
この「北米局」とは、米国とカナダの2か国を担当する部署だそうです。
「日米地位協定室」は、「北米局」の中の3つの課のうちの「日米安全保障条約課」のもとに置かれた部署で、
”日本に駐留する米軍などの取り扱いに関する事務”を司るところだそうですよ。
参考)「外務省組織規則」
高尾さんは、こちらの室長として、この度、幹部職員としては異例の抜擢にて、
首相通訳のご担当もされる運びに。
<課名などの英語表記はこちらに>
北米局:North American Affairs Bureau
日米安全保障条約課:Japan-U.S. Security Treaty Division
日米地位協定室:Status of U.S. Forces Agreement Division
日米地位協定室長:Director, Status of U.S. Forces Agreement Division
いつ頃この役職に就かれたのか?
高尾氏が、この「日米地位協定室長」に就かれたのは、2024年8月頃と言われているようです。
それ以前は、在中国日本大使館(北京)に勤務されていたそうですが、
トランプ第2次政権目に備え異動されてきたとの噂。
参考)※いずれも日テレニュースより
「石破首相、トランプ氏に会える? 信頼構築へ…“小さな総理”が切り札に おみやげは「金色の何か」?【#みんなのギモン】」
「関係築ける? 対“トランプ外交”の行方 どうなる日米関係 見えてきた“秘策”【バンキシャ!】」
その他、2024年11月時点で、確かにこの「日米地位協定室長」に就かれていたことが分かる記事も。
こちらの11月2日・3日のプロジェクトの閉会式に「高尾直外務省北米局日米地位協定室長」も出席されたと記されています↓
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
2024年11月7日、石破首相とトランプ氏との電話会談が行われた際に、
高尾氏が通訳を務めたと伝えられていますので、
この時点において、すでに現在の役職に就かれていらっしゃったようですね。
★外務省通訳「高尾直」氏の学歴・ご経歴等についてはこちらに↓