こちらは、日々、受験英語に携わる管理人が、精魂込めて受験生にお届けする、
共通テスト関連記事です。
今回は、「共通テスト「英語リスニング」分析01~使用単語の分析概要編~」に続き、
令和3年度のリスニング試験の放送英文で使われていた英単語を、回数の多い順にご紹介!
先日よりもう少し詳しく、品詞別の視点などから見ていきたいと思います!
まずは、総合ランキングをいま一度ご紹介、続いて、品詞別に見ていきますね!
できるだけ多くご紹介できればと思います!
★「共通テスト」の英語リスニング試験関連の全記事一覧はこちらに!
(使用単語分析や、過去問の傾向・対策・解法のコツなど、続々とアップ中です)
総合ランキング(上位100個)
カッコ( )内の語は、それぞれ「(中)=中学レベル」、「(高)=高校レベル」を示し、
表示のないものはそれ以上のレベルであることを示します。
※品詞違いの同音異義語や不規則動詞の活用形、人名以外の固有名詞などもそれぞれ別個に表示。
(動詞の活用形は特に活用により音の変化が大きいものを別個にカウント。レベルは原形に準じます。)
※短縮形もカウントに含めていますが、レベルの表示は無し。
※カウントは手動カウントのため、おおよその数であることをご了承ください。
- the(中) ※約140回登場
- I(中) ※約68回
- you(中) ※約58回
- a(中) ※約58回
- and(中) ※約48回
- in(中) ※約47回
- is(中) ※約41回
- of(中) ※約39回
- to(中) ※to不定詞用法/約37回
- but(中) ※約37回
- for(中) ※約32回
- it(中) ※約26回
- to(中) ※前置詞用法/約24回
- are(中) ※約22回
- what(中) ※約22回
- with(中) ※約21回
- carbon ※約20回
- be(中) ※約19回
- it’s ※約18回
- one(中) ※代名詞用法/約18回
- on(中) ※約18回
- can(中) ※約18回
- about(中) ※約16回
- go(中) ※約14回
- should(中) ※約14回
- not(中) ※約13回
- don’t ※約13回
- they(中) ※約13回
- at(中) ※約13回
- this(中) ※形容詞用法/約13回
- was(中) ※約12回
- paper(中) ※約11回
- people(中) ※約11回
- really(中) ※約11回
- know(中) ※約11回
- that’s ※約11回
- my(中) ※約11回
- from(中) ※約11回
- will(中) ※約11回
- right(中) ※形容詞用法/約11回
- take(中) ※約10回
- I’m ※約10回
- that(中) ※代名詞用法/約10回
- your(中) ※約10回
- do(中) ※助動詞用法/約10回
- blue(中) ※約10回
- more(中) ※形容詞用法/約10回
- that(中) ※形容詞用法/約10回
- receipt(高) ※約9回
- just(中) ※約9回
- no(中) ※副詞用法/約9回
- have(中) ※動詞用法/約9回
- stay(中) ※約9回
- work(中) ※動詞用法/約9回
- me(中) ※約9回
- we(中) ※約9回
- by(中) ※約9回
- good(中) ※約9回
- some(中) ※約9回
- how(中) ※約9回
- well(中) ※約9回
- time(中) ※約8回
- much(中) ※約8回
- there(中) ※約8回
- do(中) ※動詞用法/約8回
- them(中) ※約8回
- like(中) ※前置詞用法/約8回
- city(中) ※約7回
- hygge ※約7回
- student(中) ※約7回
- summer(中) ※約7回
- only(中) ※約7回
- out(中) ※約7回
- yes(中) ※約7回
- get(中) ※約7回
- has(中) ※約7回
- like(中) ※動詞用法/約7回
- need(中) ※動詞用法/約7回
- put(中) ※約7回
- vote(高) ※動詞用法/約7回
- our(中) ※約7回
- after(中) ※約7回
- as(中) ※前置詞用法/約7回
- or(中) ※約7回
- one(中) ※形容詞用法/約7回
- these(中) ※形容詞用法/約7回
- hey(高) ※約7回
- bus(中) ※約6回
- CO2 ※約6回
- day(中) ※約6回
- email(高) ※約6回
- family(中) ※約6回
- French(中) ※名詞用法/約6回
- so(中) ※副詞用法/約6回
- then(中) ※約6回
- too(中) ※約6回
- help(中) ※約6回
- look(中) ※約6回
- make(中) ※約6回
- release(高) ※動詞用法/約6回
「名詞」編(上位50個)
- carbon
- paper(中)
- people(中)
- receipt
- time(中)
- city(中)
- hygge
- student(中)
- summer(中)
- bus(中)
- CO2
- day(中)
- email(高)
- family(中)
- French(中)
- biomass
- life(中)
- release(高)
- soil(高)
- thing(中)
- year(中)
- center(中)
- ecosystem
- friend(中)
- game(中)
- happiness(高)
- host(高)
- hour(中)
- intern
- lunch(中)
- money(中)
- ocean(中)
- program(中)
- roommate
- title(高)
- way(中)
- air(中)
- bag(高)
- benefit(高)
- book(中)
- coast(高)
- dormitory(高)
- earth(中)
- example(中)
- hotel(中)
- mindfulness
- month(中)
- photo(中)
- politics(高)
- room(中)
※1位の「carbon」や4位の「receipt」、7位の「hygge」、11位の「CO2」などの語は上位に来ていますが、
令和3年度試験のうち、後半の講義の問題など比較的長いスクリプトの中で、
そのテーマに関わる用語として繰り返し登場したため、回数が多めに出たとも言えそうです。
特に「名詞」は、その年の出題問題のテーマに大きく左右される面も多いかと思います。
ただ、carbon や CO2 といった語は、「脱炭素」「カーボンニュートラル」のような
今現在の時事問題と強く関連する語だと思いますので、今後も押さえておいた方が良い語に思われます。
「代名詞」編(35個)
- I(中)
- you(中)
- it(中)
- one(中)
- they(中)
- my(中)
- that(中)
- your(中)
- me(中)
- we(中)
- them(中)
- our(中)
- this(中)
- her(中)
- their(中)
- his(中)
- us(中)
- he(中)
- mine(中)
- more(中)
- other(中)
- something(中)
- all(中)
- anything(中)
- each(中)
- enough(中)
- everybody(中)
- herself(中)
- its(中)
- most(中)
- none(高)
- same(中)
- these(中)
- those(中)
- less (中) ※あるいは副詞
「冠詞」編(3個)
- the(中)※約140回登場
- a(中)※約58回
- an(中)※約4回
「動詞」編(上位30個)
- is(中)
- are(中)
- be(中)
- go(中)
- was(中)
- know(中)
- take(中)
- have(中)
- stay(中)
- work(中)
- do(中)
- get(中)
- has(中)
- like(中)
- need(中)
- put(中)
- vote(高)
- help(中)
- look(中)
- make(中)
- release(高)
- see(中)
- think(中)
- want(中)
- change(中)
- come(中)
- give(中)
- leave(中)
- mean(中)
- start(中)
※動詞は文章中でもキーとなる語かと思いますので、また詳しく書かせていただくかもしれません。
一応、この後も、ask, love, play, talk, try, buy, call, cancel, cover, create などの語が続きました。
(上記の上位30単語は、令和3年度の2回の試験を合わせて、合計40~5回ほど登場しています。)
↓↓「動詞」のさらに詳しい分析結果をこちらにまとめています!
「助動詞」編(12個)
- can(中)
- should(中)
- will(中)
- do(中)
- might(高)
- would(中)
- could(中)
- did
- does
- must(中)
- have(中)
- shall(中)
「短縮形」編(34個)
- it’s
- don’t
- that’s
- I’m
- didn’t
- you’re
- I’ll
- haven’t
- let’s
- there’s
- isn’t
- what’s
- doesn’t
- can’t
- we’re
- I’ve
- I’d
- aren’t
- where’s
- she’s
- we’ve
- we’ll
- wasn’t
- when’s
- who’s
- hasn’t
- won’t
- wouldn’t
- should’ve
- one’s
- it’ll
- they’ll
- you’ll
- here’s
※その他、「固有名詞(人名)+is」 の短縮形も2件ほど登場。
※会話では短縮形が頻繁に使われますよね。
ぜひ聞き慣れておきたい音だと思いますので、スクリプト中に登場した全表現をご紹介しました。
特に、否定語の短縮表現は文意にも大きく影響しますので聞き取りが大事ですよね!
それでいて、末尾の「t」の音が脱落したりもしますので、注意が必要かと思われます。
また「won’t」などは、「want」との聞き間違えにも注意ですね!
「形容詞」編(上位20個)
- this(中)
- right(中)
- blue(中)
- more(中)
- that(中)
- good(中)
- some(中)
- one(中)
- these(中)
- native(高)
- next(中)
- organic(高)
- green(中)
- happy(中)
- high(中)
- no(中)
- real(中)
- -speaking
- Danish
- funny(中)
※指示形容詞も含みます。
「副詞」編(上位20個)
- not(中)
- really(中)
- just(中)
- no(中)
- much(中)
- there(中)
- only(中)
- out(中)
- yes(中)
- so(中)
- then(中)
- too(中)
- actually(中)
- more(中)
- now(中)
- maybe(中)
- most(中)
- still(中)
- very(中)
- yeah(中)
「疑問詞」編(7個)
- what(中)
- how(中)
- where(中)
- which(中)
- who(中)
- why(中)
- when(中)
「関係詞」編(5個)
- which(中)
- why(中)
- who(中)
- that(中)
- when(中)
「接続詞」編(16個)
- and(中)
- but(中)
- or(中)
- so(中)
- if(中)
- when(中)
- because(中)
- while(中)
- than(中)
- that(中)
- as(中)
- like(中)
- once(中)
- plus(高)
- since(中)
- until(中)
「前置詞」編(32個)
- in(中)
- of(中)
- to(中)※to不定詞用法
- for(中)
- to(中)
- with(中)
- on(中)
- about(中)
- at(中)
- from(中)
- by(中)
- like(中)
- after(中)
- as(中)
- than(中)
- into(中)
- before(中)
- between(中)
- near(中)
- until(中)
- above(中)
- among(中)
- around(中)
- beyond(高)
- during(中)
- over(中)
- per(高)
- since(中)
- through(中)
- unlike(高)
- via(高)
- without(中)
「間投詞」編(15個)
- well
- hey
- ok
- oh
- please
- thanks
- hello
- hmm
- umm
- ah
- hi
- huh
- uh-huh
- uh-oh
- um
ざっと、品詞別に登場回数の多かった単語をご紹介しました。
全体で約960単語ほどでしたので、おおよそ3分の1ほどをご紹介した形です。
(できるだけ多くをお伝えしたくて、見出しに「上位」とつかないものは、
スクリプトに登場したものをすべてご紹介しています)
ほんの一部ではありますが、ざっと見ると、やはり単語自体は易しいものが多いですよね。
でも、ここでご紹介した単語もそうですが、易しい単語ほど、リスニング教材などで意識して聞いてみると、
意外と聞き取りにくいなぁと感じるものが多いかもしれません。
聞き取れない単語が結構毎回同じ単語だったりする場合もあるかと思います。
(私はよく and を聞き取れず、文脈を見失うことが…)
ご自身の苦手な音が無いか、ぜひ弱点を見つけ出してきちんと把握しておけますように!
綴りに合わせて発音を覚えてしまっている単語などは、実際の発音が微妙に異なっていて、
いざとなると聞き取れないというケースもありますし。念のための発音記号の確認、大事です!
また次回、同シリーズで気づいた点をお伝えしますので、しばしお待ちくださいませ!
※上記はあくまでも、令和3年度の2回分の過去問のみに基づく分析結果です(手動カウント)。
大変粗い分析ではありますが、どうかちょっとでも何かお役に立てることを願っています!
また気づいた点をどんどん書かせていただく予定です!
受験生、がんばれ!