英語が大好き、特に文法書が好きで!
お仕事でも英語とのかかわりが日に日に深まってきていて、
ちょっとここ最近、特に力を入れて勉強し直しているところです。
そして、ここ最近、夢中で読んでいたのがこれ、
佐藤誠司・小池直己さん著の「英語のしくみを5日間で完全マスターする本」(PHP文庫)。
実は数年前に購入していたのですが、なかなか読み切れずにいました。
だって、それはそれはものすごい情報量で!!
見開き半ページだけでも、覚えておきたいことがたくさん!というくらい満載で。
どんどん読み飛ばしていけるような本ではない!もったいなくって!
読んで味わって味わってとしているうちに、なかなか進まず、
「5日間」の何倍も、いや、何十倍もの時間を掛けて、ようやっと読破!といったところです。
いやぁ~~~、面白かったです!!
帯にもあるとおり、本当に1単元、1単元、
「新たな発見と、気づき」でいっぱいでした!
深く考えずに覚えていたけれど、
「そういえば、なぜだろう?」と思うような点ばかりが取り上げられており、
「なるほどぉ!」の連続でしたよ!
この本は、ほんの数日でさくっとマスターできるような基本のお手軽な文法書ではなく、
「英語をもっともっと味わいたい、根幹から「英語感覚」を身に付けたい!」
と望まれる方向けの上級書のように感じました。
ですので、しっかりと既存の英文法の知識を得ている上で、
自分なりの文法体系への解釈の素地も整っている場合の方が、
より存分にこの本の魅力を味わえるように思います。
(高校や受験英語の文法知識は必須かな)
私、普段、基本文法書としては、「ロイヤル英文法」(旺文社)を愛用していますが、
そこにどんどん補足事項の付箋を貼り足していった形です。
いやぁ~、実のところ、まだまだ完全には理解しきれていなかったり、
理解は出来ても、身に付いたという感覚からは程遠いものが多く、
これは、何度も何度も繰り返し読んで、自分の中にしみ込ませていきたい内容ばかりです!
(ただいま読み返し2巡目ですが、2度目の方が理解しやすく面白いです!)
文庫本サイズで、300ページ弱、項目にして123項目という内容構成で、
さらっと読めてしまいそうに見えますが、まるで宝の山に足を踏み入れたかのような、
どちらを向いても宝、宝で、なかなか先へ進めない! まいったまいった!
(要望としては、この本、索引があれば良いのに!!)
あーー、感激!
実に面白い英文法理論の本でした!
最後に、この本の裏表紙にある「筆者の思い」をご紹介しておきますね!
本当に、ただ覚えていたこと(疑問にさえ思わずに…)に気付きを与えられ、
「英語の世界へようこそ!」と、「真の」扉の中へと招き入れてもらえたような感覚。
こんなに面白い世界だったんだ!と、ぐいぐい引き込まれてしまいました!
このお二人の共著シリーズ、中学英語や高校英語のやり直し本なども含めて、
けっこうたくさん出ているようです。
もっといろいろと読みたくなってしまいました!
さてさて、また面白いおすすめの英語本があれば、書かせていただきますね!